最近では、女性ホルモン(エストロゲン)の不足による更年期障害の一環としてだけではなく、若い女性にもカルシウム不足が増えているといいます。
一般にカルシウムは、その種類によって吸収率が異なるといわれており、個人差はありますが、その吸収率は牛乳・乳製品が約50%、小魚が約30%、青菜が約18%です。特に牛乳は、乳精の中にCCP(カゼインカルシウムペプチド)と呼ばれる物質が含まれており、カルシウムの吸収に関わっています。
カルシウムの一日に必要とされる量は約600rとされています。これを牛乳だけで摂取しようとすると1200rを摂らなければなりません。カルシウムのサプリメントが重宝されているのはこのためです。また、同時にマグネシウムの摂取が不可欠であるとされています。
さらに、カルシウムは神経伝達に深く関わっていて、これを摂取することで脳の活動を促す働きがあるとされています。そして、筋肉の収縮には、カルシウムイオンがトロボニンというたんぱく質と結合することで行われることがわかっています。
また、妊娠期の女性はカルシウム吸収量が増加するためにカルシウムを普段よりもことさら多く摂取する必要はないとされています。しかしながら、普段の摂取量が不足がちの日本人ですから、ここは、しっかり摂ることを心がけるべきでしょう。
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