古くはミイラの防腐剤や切り傷の治療などに用いられ、現代でもヨーロッパや北アメリカなどでは、歯や歯茎の健康の為にプロポリスを噛む習慣が残っています。
ブラジル以外で生産されるプロポリスの主成分はビタミンＰを多く含むフラボノイドです。ビタミンＰには血管を丈夫にする作用や細胞の異常な増殖を押さえる働きがあります。
それに対して、ブラジルで生産されるプロポリスは、アルテピリンＣをはじめとする桂皮酸誘導体が多く含まれています。アルテピリンＣは、異常細胞の増殖を抑制することが明らかになりつつあり、今注目の成分です。
プロポリスは、他にも、ビタミン、ミネラルなど微量栄養素を豊富に含んでいます。プロポリスには、細胞ホルモンを活性化し、人間が本来持っている体力や免疫力、自然治癒力を回復させる働きがあります。したがって、プロポリスは、がんに対しての効能が期待されているわけです。
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