カシスの英語名はブラックカラント (Blackcurrant)、(学名 Ribes nigrum)、スグリ属に分類されていて、和名をクロフサスグリ(黒房酸塊)あるいは、クロスグリ(黒酸塊)といいます。日本でもお馴染みのストロベリー(バラ科)、ブルーベリー(ツツジ科)、ラズベリー、ブラックベリー(いずれもバラ科)とは別の種類です。日本国内では青森県が主な産地となっています。
カシスは、ポリフェノール成分である4種類のアントシアニンが含まれています。それは、抗酸化力に優れているデルフィニジン配糖体の「D3R(デルフィニジン-3-ルチノシド)」と「D3G(デルフィジン-3-グルコシド)」、シアニジン配糖体の「C3R(シアニジン-3-ルチノシド)」、「C3G(シアジニン-3-グルコシド)」の4種類です。
特に「D3R(デルフィニジン-3-ルチノシド)」と「C3R(シアニジン-3-ルチノシド)」はブルーベリーなどにはない、カシス特有の成分です。
カシスは、ブルーべリーやラズベリーに比べ、アントシアニン以外でも、カリウム、マグネシウム、亜鉛などの含有量が多いといわれています。
カシスは酸味や独特の芳香とかすかな苦味をもつことで、ゼリー、ジャム、アイスクリーム、コーディアル、リキュールなどに利用されています。
イギリス、ヨーロッパ、イギリス連邦諸国では、カシスの風味を加えたり、干した果実を加えたクッキーなどの菓子が多数存在するようです。
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