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イチジクの葉茶

イチジクの葉茶は、高血圧改善効果があるとされています。イチジクの葉茶には、芳香成分であるクマリン類のベルガプテン、プソラレエンが含まれていて、プソラレエンには血圧降下作用があるとされています。



イチジクの葉茶に含まれるスチグマステロールは、植物由来のステロールでフィトステロールと呼ばれています。スチグマステロールは、ヒトの内臓のコレステロール吸収サイトを塞ぐことで、コレステロールの体内への吸収を阻害し、そして植物ステロールは消化されずに体外に排出されることで、血中コレステロール値の低下に効果があるとされています。



イチジクの葉茶に含まれるルチンは、ソバの実に含まれている抗酸化成分としても知られています。ルチンは、紫外線の青からイチジクの葉を、そしてイチジク全体を守るための成分です。



ルチンは、その抗酸化作用により毛細血管強化作用があるとされていますが、血圧や血糖値の降下作用、膵臓機能の活性化作用などがあることも報告されていて、高血圧を改善するといわれています。ルチンは、ビタミンCと同時に摂取すると、毛細血管の強化作用がいっそう強められる性質があります。



イチジク葉茶は、これら、プソラレエン、スチグマステロール、ルチンによる作用により高血圧改善効果があるとされています。



さらに、イチジクの葉茶に含まれる、クマリン類のひとつであるベルガプテンには、抗炎症作用があり、炎症を鎮める働きにより、神経痛を改善すると言われています。ベルガプテンには光毒性を示す成分が含まれているので、敏感肌の方は注意が必要です。

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イチジクの葉茶
いちじくとミネラル
フィシン
いちじくと食物繊維
いちじくとペクチン
いちじくの効能

いちじくとミネラル

いちじくには、ミネラルが比較的豊富に含まれています。丈夫な骨や歯をつくるために必要なミネラルといえば、カルシウムですが、さらに、マグネシウムとリンを一緒に摂ることでより効果が高いとされています。



いちじくには、カルシウムと、マグネシウムとリンが比較的豊富に含まれていることから、骨粗鬆症が多いとされる女性はもちろん、成長期の子供達にもおススメの果物といえます。



いちじくの100gあたりのカルシウムの含有量は、ドライイチジクの場合、300mgと、一日に必要な栄養所要量の43%にあたり、水分の多い生果でも8.7%を満たすとされています。



また、いちじくに比較的豊富に含まれるミネラルとしてカリウムがあります。カリウムは、体重が60kgの人であればその0.4%の240gが体内に存在するメジャーミネラルで、ドライイチジクの場合、100gあたり、900mg含まれているとされています。



カリウムは血液や体液の水分貯蔵量を引き下げ、利尿効果があります。さらに血液や体液中の余分な窒素や塩分、老廃物を、尿とともに体外に排出する効果があることから、高血圧の改善や様々な腎臓疾患の改善に効能があるとされています。



また、カリウムは、ナトリウム、塩素、マグネシウムとともに、細胞に電気を発生させています。この電気が細胞から細胞へ伝わることで私たちの生命が保たれているんです。いちじくには、このカリウムともに、マグネシウムが含まれていることで健康効果があるとされているんです。

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フィシン
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いちじくとペクチン
いちじくの効能

フィシン

いちじくには、フィシン(ficin) が含まれています。フィシンは、いちじくを傷つけると見られる白い乳液にも含まれている成分で、タンパク質分解酵素プロテアーゼ (protease)で、システインプロテアーゼのひとつです。



いちじくが、この乳液を内包しているのは、乳液中のフィシンが、いちじくが傷ついたときに侵入してくる細菌を殺すためにあると言われていますが、害虫などの昆虫に対して有効な防御物質であることが確認されています。



したがって、いちじく以外にも同様な働きをする乳液をもつ植物があることから、将来的には、これらから病害虫の防除成分が発見されることが期待されているようです。



フィシンは、タンパク質に触れるとそのタンパク質を分解することからタンパク質分解酵素といわれています。しかし、いちじく自身のタンパク質をいたずらに分解することがないのは、いちじくの中では、フィシンは、その細胞中の液胞に局在し、細胞に含まれる大部分のタンパク質と接触しないからです。



フィシンのタンパク質分解力は、いちじくを使用していると指紋が消えるといわれるほどで、イタリア料理などでイチジクが使われていたのは、イチジクのフィシンが肉のタンパク質を溶かすことで、肉料理が軟らかくなるためです。



フィシンの効果によって、いちじくを、食べ過ぎやお酒を飲んだ後に服用すると、消化促進作用や二日酔いを防ぐ効果があります。そして、胃を丈夫にしたり、胃や腸の症状を改善する働きがあります。いちじくを摂ることでフィシンが胃を丈夫にすることから、胃炎による口の周りの吹き出物をできにくくする作用を期待できます。



フィシンには、炎症を押さえる作用もあり、のどの痛みや、黄疸の治療にも有効です。いちじくの葉や茎の切り口から出る白い乳液に含まれるフィシンは、痔や水虫の外用薬に利用されたりもしています。また、果実を1日に3〜4個食べると、痔によいといわれています



フィシンは、さらに、牛乳を凝固させ飲料の清澄作用があります。

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いちじくと食物繊維
いちじくとペクチン
いちじくの効能

いちじくと食物繊維

いちじくは食物繊維が豊富な果物です。生で食べるいちじくは美味しいですが、いつでも食べられるドライいちじくも人気があります。



いちじくの生の場合は、100gあたり、1.9gの食物繊維があるとされています。ドライいちじくの場合は、水分がないことから、10.95gとおよそ全重量の10%を食物繊維が占めることとなります。



日本人は、食物繊維の摂取量が1日16gにとどまっているとされていて、必要な食物繊維量の20〜25gに対して、4〜9g不足しているといわれています。したがって、ドライいちじくを40g〜90g食べることで必要な食物繊維量を補えることになります。



いちじくに含まれる食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維があります。いちじくの水溶性食物繊維は、生の場合、100gあたり0.7g、ドライいちじくの場合、3.3g含まれています。



水溶性食物繊維は、デトックス効果が知られていて、人体に有害な物質の吸収を妨げ、便として排出させる作用があります。そして、ブドウ糖の吸収速度を遅くし、食後の急激な血糖の上昇を防ぐ作用があることから、糖尿病予防。コレステロールの吸収を抑制する作用があることから、動脈硬化予防。さらに、水溶性食物繊維の中でもアルギン酸に顕著にみられることが、ナトリウムを排除して血圧を下げる作用で、高血圧予防に効果があります。



不溶性食物繊維は、水に溶けず、水分を吸収してふくれ、腸壁を刺激して便の排泄を促進することから、便秘予防に効果があります。食物繊維は、過剰に摂りすぎると下痢を起こすことから、必要なミネラルまで排出してしまう可能性があります。いちじくが美味しくても摂りすぎはよくありません。

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フィシン
いちじくと食物繊維
いちじくとペクチン
いちじくの効能

いちじくとペクチン

いちじくの加工食品にジャムがあります。いちじくがジャムに加工できるのは、ペクチンを含んでいるからです。いちじくは100g当り0.35〜1.15 (g) のペクチンを含んでいるとされています。イチゴが0.30〜0.80 (g) 、リンゴ が0.40〜1.30 (g)のペクチンを含んでいるとされていますから、いちじくのジャムは、至極当然のことといえそうです。(ユニペクチン社資料より)



ペクチンは、天然のゲル化剤です。増粘安定剤(ぞうねんあんていざい)ともいいます。いちじくに、大量の砂糖を加えて煮詰めるとこのペクチンの働きによって、独特のトロミがでて、ジャムができるんです。



ペクチンは糖質の一種ですが、同じ多糖類のデンプンと異なりヒトの消化酵素では 分解することができないので、消化吸収されないまま、消化管を通過するため、「食物繊維」でもあります。



食物繊維としてのペクチンは、整腸作用があり、下痢や便秘を予防する効果があります。腐敗菌や病原菌などの有害菌の増殖を抑制し、発がん物質などの生成も抑制するといわれています。



ペクチンは、さらに、動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病の原因のひとつとされる血液中のコレステロール、なかでも悪玉と呼ばれているLDLを下げる働きがあり、いちじくを摂ることで、そのペクチンによる健康効果はかなり大きなものがあるといえそうです。

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いちじくの効能

いちじくの効能

いちじくは、美容と健康に効果があるとされ、不老長寿の果物とも呼ばれています。夏に熟すものと、秋に熟すものがあり、年2回収穫時期があります。したがって、いちじくの旬は3月から5月と8月から10月の年2回となります。



いちじくは生食される以外にドライイチジクや、イチジクジャムとしたり、パン、ケーキ、ビスケットなどに練りこんだり、スープやソースの材料として、またワインや酢の醸造用など、さまざまな用途に利用されています。ほかにペースト、濃縮果汁、パウダー、冷凍品などの中間製品も流通していて、国内では甘露煮にする地方もあるようです。



いちじくは、生薬としても利用されていて、熟した果実、葉を天日で乾燥したものは、それぞれ無花果(ムカカ)、無花果葉(ムカカヨウ)といいます。果実を干したものは緩下剤、つまり、作用が比較的緩やかな下剤としての効能があります。



また果肉や葉から出る乳液にはゴムに近い樹脂分があり、フィシンというタンパク質分解酵素が含まれていて、民間薬として、痔や疣(いぼ)に塗布したり、駆虫薬として内服利用されていました。



いちじくは食物繊維が豊富なことでも知られています。しかも、血中コレステロール値を下げるといわれる水溶性食物繊維、腸を刺激し、便通に良い、大腸がんの予防作用があるといわれる不溶性食物繊維の両方の食物繊維が含まれています。フィシンなどの多くの酵素とペクチンをはじめとした食物繊維が多く含まれているので便秘改善、整腸作用と消化促進作用を期待できます。



いちじくに含まれるクマリン類のベルガプテン、プソラレンという成分は血圧降下作用があると日本薬学会で発表されていて、比較的多く含まれるカリウムとともに、血圧降下作用を期待できることで、高血圧や動脈硬化などの防止に効果があると考えられます。



女性ホルモンのエストロゲンに似た成分も含んでいるので、更年期障害の解消や性ホルモンの影響を受ける病気の予防にも効果的です。また、ベンズアルデヒドという成分は、ガンに効果的だと言われています。



以上、いちじくは様々な効能があり、ポリフェノールを多く含むことで体内の活性酸素を除去し、アンチエイジングに効果があり、多量の糖分とビタミンB1、B2を含むことで活力を生むまさに不老長寿の果物といえます。

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