イチジクの葉茶に含まれるスチグマステロールは、植物由来のステロールでフィトステロールと呼ばれています。スチグマステロールは、ヒトの内臓のコレステロール吸収サイトを塞ぐことで、コレステロールの体内への吸収を阻害し、そして植物ステロールは消化されずに体外に排出されることで、血中コレステロール値の低下に効果があるとされています。
イチジクの葉茶に含まれるルチンは、ソバの実に含まれている抗酸化成分としても知られています。ルチンは、紫外線の青からイチジクの葉を、そしてイチジク全体を守るための成分です。
ルチンは、その抗酸化作用により毛細血管強化作用があるとされていますが、血圧や血糖値の降下作用、膵臓機能の活性化作用などがあることも報告されていて、高血圧を改善するといわれています。ルチンは、ビタミンCと同時に摂取すると、毛細血管の強化作用がいっそう強められる性質があります。
イチジク葉茶は、これら、プソラレエン、スチグマステロール、ルチンによる作用により高血圧改善効果があるとされています。
さらに、イチジクの葉茶に含まれる、クマリン類のひとつであるベルガプテンには、抗炎症作用があり、炎症を鎮める働きにより、神経痛を改善すると言われています。ベルガプテンには光毒性を示す成分が含まれているので、敏感肌の方は注意が必要です。
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